**宝石姫と狼王子**

夕「星野先輩は?柊イケメンだし、いいですよね!?」


くつろいで完全に気を抜いてたから、急に話を振られて少し驚いた。


何がいいんだ。


私は両手でバツを作る。


要「うっわ、即答」


夕「えぇ!?なんで〜」


桜井くんは本気で驚いている。


柊「悪い…星野。こいつら、悪気はないから」


桐生くんはそう言って頭を下げた。


礼儀正しい人だな…。


私は首を横に振った。なんだか個性的な彼らが、千鶴や小春、凪咲に沙良を見てるみたいで少し面白かった。


だからもう、怒りは完全に消えていた。


彼方『いいよ、怒ってないから』


柊「悪い…」


結局この話はなしになり、全員この場で解散をした。