**宝石姫と狼王子**

真面目にこの世界に型にはまる気はない。暴走族もやめない。でも、


出来ることはするって、決めた。


駅に着き、学校へ走る。


今日は辞書が入ってるから鞄が重い。


柊「っはぁ…はぁ」


息を切らしながら校門をくぐる。


9:05。


2限目には間に合いそうだ。


よかった…。


そう胸をなでおろし、切れた息を整える。


ふと、掲示板に目がいった。


柊「……っ!」


…俺、寝ぼけてんのか?


柊「星野を、ひ…め。に…」


誰だこんな事書いたの。