**宝石姫と狼王子**

千鶴「これ掲示板の紙か?」


どうやら千鶴は廊下にもあった張り紙に気づかなかったらしい。


千鶴は紙に目を通す。


千鶴「今日より…2 - 2 星野…彼方を……」


言いながら、だんだん顔が引きつっていく。


千鶴「……銀狼の、ひ…姫に……。って!はぁぁあああ!!?」


千鶴は絶叫して立ち上がる。


千鶴「なっに考えてんだっ!あんの馬鹿ども!!」


本当に頭が追いつかない。


私が頭を抱えていると、いきなり校内放送が流れた。