**宝石姫と狼王子**

しばらくすると、いきなりクラスの女子に話しかけられた。


「星野さん!あれ本当なの!?」

「凄いねー!転校して来たばっかりなのに!!」

「正直ちょっとショックだったけどね〜」

「でもみんな、星野さんくらい美人だったらーって言ってるよ〜!」

「「「「凄いよねー!!」」」」



………え?


話が全然見えない…。


思わず、何のことだかわからずに固まってしまう。


「え?掲示板見てないの?!」


コクリ…


「えー!?もう学校中この事で持ちきりだよ!?」

「…ほら!これこれ!」


クラスメイトの1人が1枚の紙を見せてくれる。


そこには───