**宝石姫と狼王子**


「久しぶりだなー。ますます大人っぽくなったなぁ!中学生とは思えねぇな!」


「ほんとほんとー。私、身長越されちゃったー…。ますます可愛くなっちゃって、彼氏とかいないのー?」


2人が凪咲を見て言う。


「ふぇ!?か、かかっ彼氏なんていないよ!」


慌てて否定する凪咲に小春がニヤニヤしだす。


「その反応は好きな子いるんでしょー!」


小春の言葉は当たりだった様で、凪咲は顔を真っ赤にした。


「凪咲ちゃんかっわいー!ねぇねぇどんな子!?」


このままだと長くなりそうなので、テーブルに料理を並べた。3人も手伝ってくれて早く終わった。