「先輩!そ、その美人で綺麗でいい匂いがする方は誰ですか!?憎むべし!」
「憎むわりには結構褒めてんな。」
学校の校門でばったり会ったのは、同じクラスの神原夏希。この学校のマドンナとされる、超美人だ。
みんなは綺麗で美人、付き合いたい女性、No.1!っと、言っているが、こいつの本性を知ったら、みんなそんなことは言えないだろう。
こいつ、いわくマドンナ夏希。
こいつは美人で綺麗だが、本当は超ドSで毒舌で、更には体中のありとあらゆるところに、ナイフや銃といった、武器を仕込んでいる。
……「怖すぎる」やつなのだ。
「あはは。何、その子?面白いね〜!……誠くん。彼女?」
夏希さん、夏希さん。
君が握っている俺の手が、潰れそうです。
なんか、メキメキ言い始めてる気が……する!
「何黙ってんの?早く答えなさいよ。」
美人で綺麗なマドンナが俺の耳元で囁く。
周りからみれば、羨ましいかもしれないが、みんな。俺の手元を是非とも見て欲しい。
俺の手が握りつぶされそうと、しているところを。
「…彼女じゃねえよ。ただの後輩の由「昨日公認の出来たてホヤホヤのお熱いカップルです!」」
メキャ!
い、いい今、手がメキャ!って、いったああああ!
途端に握りつぶされたああ!
「…本当?誠くん。………それとも、このかわい子ちゃんに脅されているの?消してもいいわよ?」
「ストップゥゥゥ!!」
……頑張れ、俺。
