気付いた時には、もうあいつは誰かに恋に落ちていて。 誰かのものになっていた。 だから、少しでもあいつの瞳に映るように、からかったりするようになった。 ウザがってるのは、知ってる。 だけど、こんな形でも乃愛の視界に入る事が嬉しいと思うなんて 相当、俺は重症だ。 「見ろよ、輝!藤原先輩、今日も輝いてんな」 「うっせ、しばくぞ」 「あー、悪い悪い!」