4月もあっという間に過ぎ、5月に入った今日この頃。 昼休み、なぜかみんなざわざわしていた。 『瀬川と藤原先輩がバスケで試合をしている』 …という噂が耳に入った。 「乃愛…見に行かないの?」 メロンパンをかぶりつくあたしに、 ニヤニヤしながらそう聞いてくる紗彩。 「な、なんで見に行かなきゃいけないの?」 「だって、普通は自分の彼氏が試合してるんだよ?見に行くでしょ」