瀬川に好きな人がいるなんて。 「で、誰なの?瀬川の好きな子!」 「さぁね?本人にでも聞いてみれば?」 「えぇー…」 それから何を言っても、教えてくれなかった。 …これは、本人に聞くしかないな。 そう思ったあたしは、体育が終わった後、瀬川のいる元へと向かった。 「瀬川!」 「は?乃愛?」 あたしから話しかけるのが、相当珍しかったからか驚いた顔をしていた。