好きになっちゃダメですか?




「乃愛」



先輩にふと名前を呼ばれた。



「なんですか……」



頭を上げた瞬間



ちゅ



…と生暖かい物が唇に当たった。




「…へっ!?」



「…プレゼントのお礼」



なんだかその笑顔が眩しすぎて


眩暈が起きそうだった。



すると、ガンっと音がした。



パッと後ろを見ると、中庭にあるゴミ箱が倒れていた。