好きになっちゃダメですか?




破裂しそうな心臓を抑えながら



そう言うと




「乃愛」



頭からふと声がした。




「藤原先輩…」



なんだか久しぶりな藤原先輩に、泣きそうになる。



「ちょっと、渡したい物があるのでいいですか?」


「うん、いいよ」



藤原先輩は、ニコッと笑うとあたしについてきてくれた。



そして、着いた場所は中庭。