好きになっちゃダメですか?




冗談半分で、顔をのぞき込むと



いつになく、真剣な表情をした瀬川がいた。



「そんな簡単に男に近づいていいと思ってんの?」


「…え?」



いつの間にか、あたしの腕は掴まれていた。



ちょ、ちょっと待って!何この状況!?



なんだか行きゆく人々にジロジロと見られている。



「きゅ、急にどうしたの?みんな見てるよ…?」


「周りなんか気にしてんじゃねーよ」




…気にすんなって言われて、気にしない方が無理だから!!