好きになっちゃダメですか?




昼休み。



焼きそばパンを頬張っていると。




「乃愛ちゃんいる?」




懐かしい声がした。




ドアを見ると、美緒先輩が立っていた。




「あれが美緒先輩?」



「うん」



小声で話しかけてきた紗彩に、あたしも小声で返す。




「ちょっと行ってくるね」



「…うん」