その後、何度もあの子がきた。
最初は罪滅ぼしで断ってきたけど、
今ではもう断ってまた会いたいと
思っているんだ。
そんなある日。
「あ!そうだ!
今日朝陽川くん誕生日なんでしょ?
はい!誕生日プレゼント!」
え?いや違うんだけど..........
でも、折角俺の誕生日だと知って
くれるんだ。
貰うしかないだろう!
「え?あ、えーと.....うん。
あ、ありがとう。」
「じゃあねー朝陽川くんー」
そう言って彼女は去った。
それからは彼女がくることはなかった。
あの箱を開けたら、クッキーと手紙が入っていた。


