仕方なくお店の外で待っていると、 しばらくして楓が水色の紙袋を抱えて お店から出てきた。 「はぁ…なんであんな混んでるの~」 「平日なのにね? 私なんかお腹減ったよー」 「あ、本当?じゃあもう用は済んだし なんか食べに行こうか」 わぁ、用がなくても 一緒に居てくれるんだ! なんだか本当にデートみたい!