「じゃあ、行こうか 付き合ってくれる?」 「─う、うん。構わないよ」 あぁ………………やだなぁ。 自覚したとたんに、 なんかすごい緊張してきた……! 高鳴る鼓動に気付かれないように、 少し前を足早に歩きながら 私たちは少し開けた街へと向かった。