強引な彼との社内恋愛事情*2


喫煙所はどこだろう。もしかしたら、出口を出ないとないかもしれない。


訊ける人もいないし、地図もなくて迷ってしまう。


水の中の生き物も、陸で生活してる私たちも、誰も優しくない。


自分のことを癒せるのは、他人じゃなくて、私だ。自分で自分を上手く誤魔化して、癒していくしかないんだ。


ふと立ち止まった大きな水槽。そこをゆっくり泳ぐラッコ。


こんな狭いところしか泳げないあの子も私も、同じくらい不幸かもしれない。


結局、私も同じところしか泳いでいないのかもしれない。


狭い世界でしか、私も生きていないんだろう。


それなのに、とっても、息苦しい。狭くても広くても、関係ない。