私に朝が来るとき



「洋、もう5年たったよ。


私との約束覚えてるよね?


ねえ洋…お願いだから目を覚まして。」


ずっと一緒にいてください!


そう言ったのは洋なのに。


「ごめんなさい…ちょっとトイレに行ってきます。」


視界が滲んできたのに気づいて、私は病室から逃げた。


「飛鳥ちゃん!?」


おばさんの声が聞こえたけど、それを無視してとにかく走った。