スー、スー… 可愛い湊太の寝息が聞こえる 「なな…の」 むにゃむにゃいいながら私の名前を呼ぶ湊太の顔がかっこよくて仕方がない 期待をさせるようなことばっかり言うんだから 頭を撫でようと恐る恐る手を出すと力強くぎゅっと引っ張られた な、何?! 「ゲホゲホ、ななの 俺のもんになれよ」 へ‼‼? 本気? 「わたしも…す」 好き‼って言おうとしたのに… 私の耳に入ってきたのは小さな寝息