「すみませんでした。 俺の不注意でぶつかってしまって… 何かお詫びさせて下さい」 「いや…大したことないし…急いでるので…」 「大したことですよ! めがねまで拾って頂けるなんて… もしあなたがめがねを拾わなければ俺ずっと地面を這いつくばってました、きっと…(笑)」 「(笑)」 彼の言葉はとてもユーモアがある これが晴恵にとって彼の第一印象となった