振り向く晴恵
そこには真剣な眼差しの悠一
そしてこう告げる
「俺にまだチャンスってあるかな?」
「えっ…
どう言うこと?」
晴恵は戸惑いながら質問した
そうこうしているうちに電車はホームに到着
「あっあの…私とりあえず行くね、じゃあ」
その場を早くしのぎたくて小走りで電車に乗り込む
それを追いかけるように悠一はドアの前へ
そして晴恵に
「LIMEブロックしてるなら外しといて
まだ話、終わったわけじゃn」
そこでドアが閉まる
言い残した悠一はドア越しに笑顔を向けた
簡単に言おう
悠一から久々にLIMEが送られてくる
私は即ブロックを解除して悠一からの返信を待った
