花火大会当日


浴衣バッチリ、髪型バッチリ!



急いで集合場所に行った

「ごめーん!遅れた」


「まったく、ほら行くぞ」


周りを見渡すと人の群れ


付いて行くのがやっと



彼はなぜかこちらをチラチラとみている


なんだろ?と思いながら歩いていると


急に手を握られ

「ほらはぐれんなよ」

「う、うん!」


ドキドキうるさくて


顔が赤くなってしまった。



金魚すくいやたこ焼きなどを二人で食べた



早速花火の時間

見やすい所に蓮がつれていってくれた


バーンと花火の大きな音が鳴る

「なぁ、りさ」

「ん?」

「俺お前のこと好きなんだけど」

照れながら言う彼は誰よりも可愛かった


「私も、好きだよ」


「俺達両思いだったんだな」
彼はクスクスと笑う


「じゃあ来年も花火大会こような!絶対な」

「約束ね♪」


二人の小さな約束

時間が止まればいいのに
それほど幸せと感じた夜でした