春の日

デートの約束の日だった。


彼からの電話が鳴る

プルルル

「もしもし?」


「デート遅れるかも、もしかしたら時間までにもかえれないかも」


どうして?楽しみにしてたのに。

馬鹿みたい


「ごめん」


彼はあやまるばかり。


「デートしたい。はやくかえってきてよ!
もういいよ」

電話を切った

私はその時後悔した。

なぜあの時素直に
待ってると言えなかったのだろうと。