――――……。
「寝ちゃったか……」
さすがに意地悪をし過ぎただろうか。
でも、いつもより積極的な気がしたけど…
横に眠っている彼女の行動を思い出すと、じわじわと内側から熱くなる。
やばかった…
いろいろと、理性とか、もう…
どこで覚えてきたんだろう、あんな欲しがり方。
布団をかけ直すと、色白な彼女につけた赤いマークが何個も見えた。
太もも、お腹、胸元、首筋…
首筋のものはうまく隠してもらおう。
…起きたら彼女に怒られそう。
「……っく、ぁ……っ」
背を向けてベッドの端まで来た。
十分に大きくなったそれを今日は自分で満足させるしかない。
出来れば次回は…と途中まで考えてやめた。
汗ばんで濡れたTシャツを脱いで、そのままベッドへ。
起こさないように近くへ寄る。
「…俺も…好き……だから…」
自分で言っておいて赤くなってしまう。
ストレートな言葉はどうも苦手だ。
本当はたくさん言ってあげたいけど…気恥ずかしくて自分の心臓がもたない。
彼女と出会った頃と比べると比較的感情表現が豊かになった方だとは思う。
すでに夢の中の彼女は幸せそうな顔をして眠っている。
心配して見に行ってみればあれだ。
自分の魅力に気づいていない。
他の男に触れられるのも嫌だ。
これをヤキモチと気づいてはいるが、それをうまく言葉にするのが難しい。
ぷっくりとしたピンクの唇にもう一度自分の唇を合わせ、自分も横になる。
明日の可愛らしい怒った表情を想像しながら眠りについた。
Fin.
