……………。
「ん……」
やばい、少しだけ眠るつもりだったのに。
ハッとして起きようとする。
「いっ…たぁ……」
激しい頭痛が再来した。
「楓ちゃん昼間から寝てるのずるい。俺も寝たい。」
「い、今何時ですか、すいません……起こしてくれればいいのに…!」
「起こさないよ。具合悪いんだから、休むのは当たり前。」
頭を撫でてくれる。
左腕の時計を見ると朝礼が終わって1時間ほどが経っていた。
「会社には何て言って休んだんですか?有給ですか?」
「特別休暇。」
「え、ダメじゃないですか特別って…冠婚葬祭でもないのに…。」
「特別休暇。」
「上層部の権力め……」
すっかり眠気が覚めた私はベッドからおりて上着を着る。
ざっくりと髪の毛を直して先輩が持ってきてくれたであろうカバンを持ち、先生にお礼を言う。
「まだ分からないけど、おめでとうね。」と去り際に言ってくれた。
幸いにも会社の近くに総合病院があって、比較的すぐに産婦人科を受診することが出来た。
「一緒に入ります?」
「え、やだ、待っててくださいよ亮くん。」
看護師さんの計らいを私が一刀両断する。
「じゃあ、診察の時だけ一緒に。」
「はーい。…かっこいい旦那さんね、うらやましい。」
「だっ…旦那さん…ですね、確かに…。」
「違うの?」
「えっ、あっ…ちょっと言いなれてなくて…」
「あらあら…初々しいわね」
看護師さんには会社の様な対応をしている。
そんな対応を見て、こそっと私に言った言葉が動揺を誘う。
まだ籍はいれてないんだけど…ね。
「ん……」
やばい、少しだけ眠るつもりだったのに。
ハッとして起きようとする。
「いっ…たぁ……」
激しい頭痛が再来した。
「楓ちゃん昼間から寝てるのずるい。俺も寝たい。」
「い、今何時ですか、すいません……起こしてくれればいいのに…!」
「起こさないよ。具合悪いんだから、休むのは当たり前。」
頭を撫でてくれる。
左腕の時計を見ると朝礼が終わって1時間ほどが経っていた。
「会社には何て言って休んだんですか?有給ですか?」
「特別休暇。」
「え、ダメじゃないですか特別って…冠婚葬祭でもないのに…。」
「特別休暇。」
「上層部の権力め……」
すっかり眠気が覚めた私はベッドからおりて上着を着る。
ざっくりと髪の毛を直して先輩が持ってきてくれたであろうカバンを持ち、先生にお礼を言う。
「まだ分からないけど、おめでとうね。」と去り際に言ってくれた。
幸いにも会社の近くに総合病院があって、比較的すぐに産婦人科を受診することが出来た。
「一緒に入ります?」
「え、やだ、待っててくださいよ亮くん。」
看護師さんの計らいを私が一刀両断する。
「じゃあ、診察の時だけ一緒に。」
「はーい。…かっこいい旦那さんね、うらやましい。」
「だっ…旦那さん…ですね、確かに…。」
「違うの?」
「えっ、あっ…ちょっと言いなれてなくて…」
「あらあら…初々しいわね」
看護師さんには会社の様な対応をしている。
そんな対応を見て、こそっと私に言った言葉が動揺を誘う。
まだ籍はいれてないんだけど…ね。
