遊園地から帰ってきた夜はもう、何もしたくなくてそのままベッドで寝た

次の日、メールが10件と表示されていた

誰からだろう?紗由理とかかな?

そう思っているとメールの送り主は理貴だった

内容は

『今どこにいる?』
『話がしたい』
『なんで、メール返さないんだ?』
など、私を心配するメールだった

一瞬嬉しかったけど、そのあとは抜け殻のように何も思わなくなった

もう、どうでもいい…理貴とは別れたほうが私も理貴も幸せになれる

そう思い私は『今日の放課後話があるから屋上に来て』

そう書いて送った

学校へ行くと、紗由理が来て

「昨日はどうしたの?急に帰っちゃって」

「いや、急に用事を思い出して、ごめんね?」

「そう?ならいいけど?」