「この顔見るのは“俺”限定」

〝腹いてー”って言いながら、汐見廉は、お腹を抱えて大爆笑。



ひぃーひぃー、イスから転げ落ちる勢いで笑っている。



「つか、おまえ。
どーしたら、そんな髪型になるんだよ?」



目尻に浮かんだ涙をふいて、汐見廉は流し目をあたしに向けた。



「斬新っつーか、前衛的っつーか。
新鮮すぎて、逆に、やり方教えてほしいーわ」



……って。



「アンタッ。
ちょっとバカにしすぎじゃないっ!?」



うぎゃーっと怒るつもりで立ち上がった。