「この顔見るのは“俺”限定」

「汐見廉が、どんな可愛さを求めてるのか知らないけど。
ありさ、アンタには。
あんな生意気な男より、可愛い男の方が絶対似合ってるって」



「えぇっ!?」



「汐見廉に、〝可愛い可愛い”ってかわいがられるよりも。
アンタが可愛い男を、溺愛したほうがいいんじゃない?
ほら、見た目的にもさ。
ぴったりっ♪」



「……って。
それが……。
それが……。
恋する乙女に言うセリフかぁっ!!」



繭の言葉に、ムッキーと超ふくれる。



でも、ここで見捨てられると困るから、気を取り直した。



繭に向かって、精一杯の可愛さアピールを開始する。