「この顔見るのは“俺”限定」

「あー……。
どうしよ、繭~……。
ねぇ、あたし……。
どうすればいいと思う~?」



スカートのポケットから、放課後の楽しみ、パックの牛乳を取り出す。



プスッとストローをつきたて、ちゅーっと勢いよく吸い上げる。



「はー。
うまいっ!!」



と、ひと息ついてから、あたしは繭の腕をゆさゆさ揺すった。



「ね~。
繭~。
どうすればいいかな~?」



「はぁ!?
どうすればいいって……。
なんで、そんなこと、あたしに聞くの?
牛乳なんか飲みながら!」