「この顔見るのは“俺”限定」

「え?
あんなことって?」



「体育館から……おまえを連れ出したこと」



廉は、ブスッと不機嫌な顔をした。



「え?
あれ、ヤキモチだったの?」



「あたりまえだろ」



廉は、あたしの頬をゆっくり離した。



「おまえ、コクられまくるし。
体育の教師には、ハグされてるし。
おまけに、バスケ部見に来て、腕つかまれてるし」



「えっと……」



「あんなの、ヤキモチ焼くなっつーほうが無理」