「この顔見るのは“俺”限定」

「でも、俺の誤算はさ……」



とか、次の話が始まってるし。



ん、もー。



ペースをあたしに戻してやる!



「じゃあ、廉でいいよ。
廉って呼ぶよ。
廉、廉、廉……」



「はいはい。
うれしいのは、わかるけど。
俺の話も聞いてくれる?」



ポンポンと、諭すように頭をなでられた。



う、お。



負けた。