「この顔見るのは“俺”限定」

だって、少しでも近づきたくて。



毎朝、一緒の車両に乗っていたから。



でも……ひとりじゃなんにもできない女って思われるのがイヤで、必死にがんばっちゃった。



サバサバっていうか、どっちかっていうと、がさつに近くて。



おまけに、カッコいいイメージを持たれてるあたしが……。



助けなんて、求められないよ。



だって、そんなキャラじゃないんだもん。



でも……。



「そのくせ、おまえ。
ひとりじゃなんにもできなくて」