「この顔見るのは“俺”限定」

「ん?
プランBを、篠原に」



「プラン……B?」



「そう。
さっき話したのは、プランA.
で、今日起こったことは……。
俺の読み通り、プランB」



「……へ?
汐見くんの読み通り……?」



「そう。
どうせ、桐山のことだから。
怖かろうがなんだろうが、そんなに簡単に素直になるわけないって。



だから、怖いの無理して、どうせひとりで行くだろうって読んだんだ。
しかも、可愛くないことを口にするところまで、全部、俺の読み通り」



汐見廉は、親指を自分に向けて、超ドヤ顔をした。



「さすが、俺」