「この顔見るのは“俺”限定」

汐見廉に、これ以上“好き”って言われたら、きゅん死する。



だから、あたしは顔をそむけて言った。



「け、け、け……。
計画ってなに!?」



もちろん、照れがMAXだったから、話を変えたくなった。



“ありさ”って呼ばれる心地よさも捨てがたかったんだけど。



それよりもあたしは、生を選ぶよ!



ぜーぜー息苦しい胸に手を当て、汐見廉の返事を待つ。



「ん?
そんなの、もちろん。
“桐山を素直にさせちゃおー作戦”に決まってんだろ」



なんか……超だっさいネーミングが聞こえた。