「この顔見るのは“俺”限定」

「そういうところ。
ほんと、可愛くねーって思う」



「……っ」



自分でも自覚している部分を、はっきりと指摘された。



直したくても、直せない……悔しい部分。



そこに、こんな真正面から切り込まれたら……。



素直になんか、なれるわけない。



「うっさいなー。
可愛くなくてけっこう!
アンタ、繭のスマホを探しにきたんでしょ?
だったら、さっさと探しに行きなさいよ!
こんなところで、止まってないで!!」



こんな可愛くないことを言ってしまった。