【短編】好き、です。


「そんなこと、ありません。最初は先輩のこと変な人だと思ってましたけど…」



先輩は、私がいじめられてること知ってたのに、私に会ってくれてたんだ。



隠してるつもりだったのになぁ…。




思わず苦笑いをする。




「先輩がピアノを聴いてくれて、無駄話をしてくれて、嬉しかったんです。」



すらすらと正直な気持ちが口からでた。



普段は絶対にあり得ない事だと思う。



でも、これが本当に私の正直な気持ちなのだ。



もうこの際すべて言ってしまおう。




「だから先輩にはとても感謝しています。…でも、それだけじゃ無いんです。私は本当に先輩のことが好きなんです」




…心臓の動きが異常なまでに速い。



けど、今言わなきゃ。