梨々香と拓斗はものすごく心配してくれている。



いい友達がいてよかったなぁ。なんてぼーっと考える。



突然肩をたたかれた。





振り返ると、拓斗だった。



「ちょっといいか?」





なんだろう。



私は黙って拓斗についていった。