「あれ、里依紗?」






「…尚にい。」








「こんなとこで何してんの?帰らねーの?」







「帰るよ。尚にいも今帰り?」







「おう。」








尚にいと家に帰ってから、晩御飯を食べて部屋に行った。







ちょうどのタイミングで、麻花から電話がかかってきた。






「もしもし?麻花?」







「あ、里依紗。今日どうだったの?」







「うん。あのね、明日四人でお昼食べてもいいかな…?」







「え?お昼?全然いいけど。どうしたの?」







「うん。今日お昼に誘われたんだけど…、二人じゃ勇気でなくて。」







「なんだ、そういうことね。分かったわ。」







そして、電話を切ってベッドに入った。