『…ヒック 春樹………』











彩夏は手を伸ばしてくる。











『……彩夏、もう大丈夫だから  本当によく頑張ったな』




 






そう言い、彩夏の手を持って抱き寄せる。












『…………大好き』









『………………彩夏 』











チュッ




    







そう言う彩夏が愛しくてキスをした。













『……しばらくここにいるから少し寝な。
 あんまり寝られなかったみたいだし』











 
『………うん』











寝不足のせいか彩夏はすぐに眠りについた。