プルルルルル……プルルルルル…… 二、三回鳴ったところで電話がつながる 『もしもし、春樹先生、今時間開いていますか…?』 『開いているけど……何かあったのか?』 『さっき、夏帆が急患で運ばれてきて 今は大丈夫そうなんですけど、夏帆のことで 話をしたいことがあるので夏帆の病室に来て くれませんか…? できれば彩夏先生といっしょに……』 『わかった。 すぐ行くから』 『ありがとうございます!』 電話をきって、 夏帆の手を握りながら春樹先生が来るのを待って数分……