リビングのテーブルには美味しそうなスープパスタがある





『美味しそう!!』



『そうだな!
彩夏の料理は本当最高だもんな』



『そんなことないもん…』


口ではそんなことを言っているけど嬉しそうなお母さん



『俺は彩夏の料理が大好きだよ』


『うんっ、 私も、お母さん料理大好き』


『ありがとう!
早くしないと冷めるから食べよう!!』



『「いただきます」』


美味しそうな湯気がたっているスープパスタをフォークですくって口にはこぶ


『美味しい!!』



『彩夏の料理美味すぎ!!』



『…………』



照れているみたいで、顔を真っ赤にしながら


下を向いてしまったお母さん……




『彩夏……早く食べないと俺が食べさせるよ…?
あーんして』


『春樹のばぁか!
自分で食べられるもん』


真っ赤になりながら、フォークを使って食べ始めるお母さん…