雲のない青空



「文化祭のポスターをつくるんだが誰かやる人ー」


実行委員の係り決め。


あたしは…何にしようか決めてない。


「じゃあ俺やりまーす」


綾瀬が手を挙げた。


綾瀬は器用だし、ポスターとかうまくできそうだけど。


「あとひとりー」


やる人がいなくて先生も焦っている。


「羽鳥、お前やってよ。」


「なんでよ。不器用だしやだ」


「えー。だって先輩とも後輩ともやりたくないし、2年で知ってるやつ羽鳥しかいないし。」


たしかに、先輩とも後輩ふたりきりではやりたくないし、2年では綾瀬は知ってる人があたししかいない。


「実行委員やってあげたんだからさー。」


「もー!わかったよー。先生!あたしやります」


「お。じゃあ決定なー。」