いつもとは全然違う青空が広がっていた。


学校休んでまで行くことになってよかった。


てかどこなんだろう。


誰かに聞くしかないか。


俺はしばらく誰かが公園に来るのを待った。


誰かきたと思ったら制服をきた女だった。


この制服…どっかでみたことあるような…。


「あの」


声をかけてみたけどその女は何も言わない。


「あの!」


もう一度かけてみた。


「あ、すみません。なんでしょうか」


あれ?この顔…。


目がくりくりしていて髪は栗色で白い肌。


「あ、水白高校って知ってますか?」


あの女だ。


まさかまた会うなんて。


しかも話してるし。


「あたしの高校ですけど…。」


同じ高校ってこと?


まじかよ。


まあいいや。


「あ、ちょうどいい!道教えて頂けますか?」


「いいですけど」


「ありがとうございます!あ、何年生ですか?」


同じ年じゃなければ関わらなくてすむ。


てか一方的に俺が知ってるだけだけどな。


「2年です」


「え!同じ。んじゃ敬語はなしで!」


俺は驚いてしまった。


同じとか…。


この女が同じ年には見えない。