俺が望んでるものはどうしても手に入らなかった。


俺が望んでるもの…


“あたたかさ”


俺に対して何もかも冷たかった。


家族も俺のことなんか見ようともしてない。


兄は俺なんかと比べ物にならないぐらいかっこよくて優秀。


なのに俺は出来損ない。


だから家族みんなは俺に対して冷たいんだ。


友達はいるけど、親友なんて呼べるわけがない。


ずっとひとりだった。


だから誰かを好きになりたかった。


そん中で君に出会うとは。


運命を信じてみてもいいですか。