雲のない青空



「沙南~。お弁当食べよっ」


「お腹空いてるんだから早く準備しろよな。」


「はいはい。お待ちくださいー」


ふたりで食べればいいのに。


そう思いながらお弁当の準備をするけど、


ふたりは、あたしに気をつかってくれてるんだよね。


里彩と蓮人が付き合う前も、たまに3人で食べてたけど、


ふたりが付き合ってからは毎日のように3人で食べてる。  

 
最初はあたしも気をつかってふたりで食べてもらおうとしてたけど


里彩にはお見通しだったみたいで、3人で食べたいって言ってくれた。


それは蓮人も、同じで。



いつもの場所、屋上へとあたし達は向かう。