時間はやっぱりあっという間にすぎていき最終下校じかんが過ぎていた。
「「怒られるー」」
ふたりでそういいながらすばやく準備をした。
「一緒に帰ろ。」
「うんっ」
帰ってる途中である疑問がでた。
…あたし達って付き合うの?
でも、綾瀬はあたしのことは気になってるっていうだけだし。
好きなのかもしれないっていう感じだし。
「どうすんだろ。」
あ。口にでてしまった。
でも、綾瀬は気づいてないよね?
あたしは慌てて綾瀬を見たけど、綾瀬はただ前を見てるだけだった。
よかったって安心したのもつかの間だった。
「どうすんだろ。って?」
「え!いや…。」
バレてた…?!
「何がかなー?」
「……付き合うかどうか…」
最大限に小さくした声であたしは答えた。
「いやー。それは保留!」
「え?」
保留って、あたし達が両思いみたいなことも?
「安心しろ。付き合ってはないけど両思いだから。」
「え。保留ってことはいつかは付き合うってこと?」
「んー。ふたりの気持ちが変わってなかったら俺がいつかお前に告白する」
いつかっていつかな?
遅いのかな?すぐかな?
「あたしの気持ちは変わらない。待ってる。」
「うん。待ってて。」

