嘘なのに



で、あの最悪な状況にいるんだ。

───────────最悪な状況────

「えっ…と。 合コンって友達に聞いて…」

私は、正直に言った。

翔人は私のことなんて気にしないと思ったから…

「俺、帰る」

「おい!翔人!」 

翔人の友達?が止めようとする。

それでも、翔人の姿が小さくなっていく────