ノエルSide…




目の前の女の子は『へ?!』というような顔をする



さっきまでただ笑ってたからこの子はファンじゃない‥一発でわかった




「君面白いね?」



普通に可愛い子



周りの子みたいに騒がないでただ顔を赤くしてる





その感覚が俺にとって新鮮で




「また…会おうね」





マイクを外してその子に言った




何してんだろって思ったけど




「どうもー!!空です!!」

「いやー、皆きいて?」

「駆の話は飽きるーww」

「ちょ!悠ちゃん!!うるさいよ!」

「そう言えば!さっきノエルがファンの子に話しかけてたね!」


陽気はルンルンでいう


圭一は陽気の頭を叩く

『ナイス圭一』

「ん…」

二人でハイタッチをすると




「「「「きゃぁー!!!!!!!やばっい!!」」」」




「やっぱノエルは人気だね!!」
『駆、うるさいよ?』

「ははは!ノエルん照れてる!」
『よーちゃんしばくよ?』




なんて話してる間にも俺は




『…』

「探してんなw」
マイクを外して圭一が言う


「珍しい…お前がなぁ」
『圭一…黙って?』





さっきの女の子を探してるんだ。




これが俺達の出会い‥