堕天使様との365日

「はっ…、堕ちるぐらいなら
人間界なんて、すぐに潰してやる。」

ルシファーは馬鹿にしたように鼻で笑うと、
自分の周りに黒いオーラを身に纏いだした。

「ふ、俺に敵うと思っているのだな。」

大天使も同じく鼻で笑わうと
ルシファーに向かい腕を伸ばした。

大天使が腕を伸ばすと同時に、
ルシファーを纏っていた黒いオーラが全て取り除かれる。

「は…?」

ルシファーは眉間に皺を寄せ、また力を発揮しようとしたが
先ほどの黒いオーラは全く出なかった。

「何をした…?」

ルシファーは大天使を鋭い目つきで睨むが
大天使は顔色を変えず答えた。

「お前が人間界で暴れぬよう
要らないものは全て俺が預かった。」