学校のゲーム

黒い奴は 追いかけてくる

涙でグチャグチャな顔なんてどうでもいい

階段を上がって、降りて 教室を入り回った

気づけば 黒い奴は消えてた


佑華「ふーっ ふーっ…」

何分走っただろう

春那と涙と汗と恐怖でグチャグチャになった顔、グシャグシャの髪をトイレで直した

今ここの階は 図書室がある!

佑華「かい…と!」

春那「いる…と思うよ! いこうよ!」


私は図書室へと走った